今回のワールドカップはとても感動した。
前評判は散々言われていた。「オッサンジャパン」と。。。平均年齢が出場国の中でも高く、監督の直前の交代などがあり、絶対ダメダメだと言われていた。正直、私もグループリーグで敗退して一勝もできないだろうと思っていました。本当にごめんなさい。失礼だと思います。
蓋を開けてみれば、日本代表は次々とミラクルを起こしました。
グループリーグ初戦のコロンビアに勝ちました。誰が予想したでしょう。。。南米の強豪で前の大会でもぼろ負けしているチームです。アフリカの強豪セネガルには引き分けました。個々の身体能力の差をグループで補い、二度突き放されましたが、追いつきました。勝つことはできなかったですが、十分に勝てる試合だと思いました。本当に両チーム素晴らしい試合でした。グループリーグ最後の試合はFIFAランキング8位のポルトガルとです。0-1で負けましたが、得失点差でセネガルと並び、フェアプレーポイントで僅差で2位になり決勝トーナメント出場が決定しました。最後10分は、日本らしくない卑怯な戦い方であったかもしれませんが、これも戦術です。西野監督は攻めるという危険なことをせずに負けでいいから得失点差で並ぶセネガルの試合結果で賭けをしました。その賭けはあたり、なんとか、決勝トーナメントに出場することができました。これに関しては賛否両論ですが、僕はありであると思いました。
そして本日の朝3時から始まったベルギー戦。正直な話、ベルギーはきついやろと僕は思ってました。FIFAランキング3位で、赤い悪魔と呼ばれているベルギーです。今回は最強の世代であると言われていて、グループリーグを全勝で突破しているヨーロッパの強国です。結果は2-3で負けました。
ですが、前半を0-0で折り返し、後半立て続けに、原口、乾のシュートが決まり2-0で突き放しました。俺はこの瞬間勝ったと思いました。特に二本目の乾のシュートは芸術でした。様々な国のメディアが素晴らしいと取り上げています。本当に一時はいけると思いました。FIFAランキング61位の日本が3位のベルギー相手に2点も突き放したのです。眠い中起きて見た甲斐があったというものでした。
でも、ベルギーはこのままで終わるような国ではなかったのです。さすがFIFAランキング3位の赤い悪魔です。底力を見せつけられました。立て続けに2点決められ追いつかれ。。。そして、最後のアディショナルタイムでカウンターにおいて最後にやられてしまいました。
ほんまに信じられない逆転負けでした。「ロストフの悲劇」です。
悔しかったですが、日本はベルギーをあと少しのところまで追い詰めたのです。今回のワールドカップは今までで一番本当によかったですし感動しました。ベスト8の壁は本当に厚いのだなと思いました。
今回のワールドカップを見て純粋に思ったことは、日本が世界の欧州や南米の強国と渡り合える強さをつけてきたということです。運で決勝トーナメントに行ったのではありません。本当の実力だと思います。あと少しベスト8まで足らなかったというだけであると思います。きっと下の世代がこの雪辱を晴らしてくれます。日本はもっともっと強くなれます。いつかキャプテン翼のようにワールドカップで優勝できる日が必ず来ると僕は思いました。
日本代表の皆さん、お疲れ様でした。感動をありがとうございました。